今まで着ていた服が突然似合わなくなった日

それは急にやってきました。
今まで気に入って着ていた服が突然に合わなくなった日。

10年以上前、会社を辞めて京都の町家でひとり服づくりを始めて間もない頃。
派手な柄物の服を好んで着用していたのですが、急にあれもこれも似合わなくなり、少し落ち込みながら藍染めの服を着るようになりました。
ちょうど藍染めの服を製作し始めた頃で、それが私には想像以上にしっくりきました。

こうして私は、あの危機を乗りきることができましたが、同じ思いをしている方は多いのではないでしょうか。

あれから10年、その頃の服を引っ張り出して着てみると意外と良い感じな事に気が付きました。
40代になった今、出番が多いのはやはり藍染めの服ですが、あの頃と同じ派手めの服が着られるようになったのは嬉しかったです。

今では不要な服は販売したり、リサイクルしたりと方法は色々ありますが、気に入った服は10年ぐらい持っておくのもおすすめの方法です。
また突然似合う日が来るかもしれません。

ちなみに、あの日が来て以来制服のようになった袈裟パンツ
今も良く着ています。

大人のオールインワン 袈裟パンツ66/勝色

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