藍染め02

藍染めの染色方法を、大きく3つに分けてみました。
藍染めの種類

私たちは過去に、天然藍化学建てという方法で藍染めをしていました。
化学建てとは化学薬品を使って藍染めをすることです。

化学建てと言っても、何度も染め重ねたりと非常に手間のかかる方法です。
が、しかし天然灰汁発酵建ては、全て天然の材料を使用し発酵させ、藍液を維持するという、天然藍化学建て以上に手間も知識も経験も必要になる方法です。

「KAMIKATSUKI」は現在、天然灰汁発酵建ての藍染めの商品化を進めています。
本来の天然灰汁発酵建ては色落ち色移りがないことが、この方法を選択した大きな理由のひとつです。
難しいのは、同じ天然灰汁発酵建てをされている紺屋(染物屋)さんでも、色落ち色移りの生じる場合がある事です。
色落ち色移りがないと言われる、本来の天然灰汁発酵建てをされている紺屋さんに出会うことは重要課題です。
良い取引先と出会うことが、良い服をつくることに繋がります。

目指しているのは、天然の材料だけを使用し色落ち色移りが少なく、普段着として着られる、突き抜けるような藍染めの服です。

現在、数種類のスワッチを天然灰汁発酵建てで藍染めをしてもらっています。
染め上がったらカケンテストセンターへ染色堅牢度の試験に出します。
事前にご提示いただいた堅牢度がかなり高い数値で、期待も高まりつつあります。

カミ・カツキ
https://kamikatsuki.com/

 

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